インフラ整備
2015年10月26日(月)|第141回 定例講演会「水インフラを核とした未来志向型社会イノベーション」開催
社会が経済的課題、地球環境問題、自然災害など様々な困難に遭遇し、持続可能な社会への転換を模索している。その転換の一手段として、生命の根源である水をターゲットに水インフラを核とした未来志向の社会イノベーションをここに提案する。
そのためには,様々な革新的水インフラ技術を開発し地域社会にスマートな水循環を構築することと同時に,水循環に関わる物質循環を省資源の観点から再構築すること、そしてエネルギー利用の効率化と再生エネルギーの活用などを推進することが重要である。
ここで希求する水インフラを核とした未来志向社会イノベーションはより豊かな自然環境、より安心で安全な水利用、地域産業(農業や水産業などの一次産業を含む)の強化と創出を可能にし、地域創生にも貢献できる。
2008年7月24日(木)|第86回 定例講演会「社会資本整備審議会答申「水災害分野における地球温暖化に伴う気候変化への適応策のあり方について」-解説-」開催
気候変動に適応した治水対策検討小委員会は、気候変化に伴う水害や土砂災害、高潮災害等の頻度や規模などの特性及び社会に与える影響について分析・評価し、適応策を検討するため、社会資本整備審議会河川分科会に設けられた。従来の治水対策という狭い視点に限定するのではなく、より幅広い視点から検討を行うべく、水災害分野における適応策について具体的方向を明らかにするとともに、幅広い視点から適応策全般についてもその基本的な方向を明らかにした。講演ではこれらの概要について解説する。